チラ裏マガジン

チラシの裏にでも書いておけ。不特定多数により運営されているブログです

1000円カットを恨むのをやめたい

チラ裏マガジン再評価の流れ。

ある日

修論に耐えかねて見ていたテレビで、理髪チェーン店のCMが流れていた。実写とイラストを混ぜた、大学生っぽい男性と女性が出会うやつ。最初に社名が出てきて「アレ?」ってなった。なぜならそれは私が中学生から高専5年間通い続けてきた1000円カットだったから。ロゴはずいぶんとシンプルになり、床屋っぽさも消えている。

正確には1000円カットではなく2000円くらいはするんだけど、分かりやすさのために1000円カットと呼ぶ。安い金額、それほど丁寧とはいえない施術、回転率を重視してすぐに終わるカット、全然話してくれないスタッフ、前向きのシャンプー。似たようなものだ。

ぼくは小学校高学年、たぶん中学校に入ってからもしばらくは母親に髪を切ってもらっていた。そのあと、髪を切るためだけに高い金を払う意味も分からないし、美容室での会話なんてできないと思っていたから、効率厨の父親に頼んで同じ店に通った。

本当に髪型に興味がなかった。ずっと横と後ろ刈り上げで上は短めで、しか言ってなかったし、シャンプーも顔剃りも全部込みで15分くらいで終わっていた。似合う髪型も知らないし、どう注文していいかもわからなかった。前にTwitterで「チー牛ヘア」って画像が僕と同じでびっくりした覚えがある。髪質も硬くて太くて黒い。下ネタじゃなくて。

意識したのは成人式のとき。久しぶりに会う男友達がみんなナチュラルパーマかセンターパートかマッシュヘアになっていて驚いた。野球部で無個性丸刈りだったのが嫌だったはずなのにまたおんなじ髪型してるやん(笑) …冷笑しているから"こう"なっているんだけれど。ぼくはめちゃくちゃ「変わらないね」って言われた。もちろん髪型だけじゃない、顔も苦労してきてない顔のまま。

それでも地元にいる間は何かしら理由をつけて美容室はそのままだったが、大学に入って強制リセットされたから適当な美容室に駆け込んで、パーマを当てた。いつも払っている金額の2倍、いや3倍以上を払った。髪型が変じゃないか緊張して視界がくらくらした。初めての後ろ向きのシャンプーは、首をどうすればいいのかわからなくて力が入ってしまい、首がつりかけた。シャンプーで眠れるほど心落ち着かないんだけど。

今でも1万↑平気で飛んでいくのは慣れないし、美容師との会話は緊張する。「これいくらだと思います?」みたいな会話に1万円違う金額を言って空気を凍らせたこともある。けど服装や食事と同じようにある程度金をかけるべき箇所であることはわかってきた。まともな大人になるために、あるいはまともな人間に溶け込むためには。

だからこそ、今でもちゃんとした美容室に行かずに済ませていた自分が恥ずかしいし、1000円カットを恨むのがやめられない。いまだに。

恐怖,目黒二郎にて

諸事情で 3 月に東京に行ったので,夜ご飯はラーメン二郎ってやつを食ってみようと思い立った。山手線だと目黒が最寄りになるだろうオタクの家に泊まっていたため,目黒店に向かう。意外と並んでいない?と思いきや謎の並び方の列があったため,どこが最後尾かわからなかった。そのため最後尾っぽいところに並んでいたカップルに尋ねる。

「ここ最後尾ですか?」

2 歩下がられた。

「ハイ,サイコウビデスヨ」

ビビりすぎだろ。こっちが申し訳なくなってきたのだが,普通に男の方は俺よりゴツいからそんな警戒するほどでもないだろと思い,ダセえ奴らだなと思った。 カップルの会話を聞いていると,あまりにも「誇張された標準語」を喋っていて,トゥルーマン・ショーの気持ちになってきた。また,男性は「理」を理解しているらしい。「理」を理解しているやつが変な髪色のオタクにビビんな。

でも実際,オーダー札を見せるくだりはしっかりできててすごかった。俺は「理」をわかってなかったので 3 秒位止まった。すみません。 オーダー後ぐらいにカップルにマダムが「二郎さんって量多いの?おいしい?」と聞いていたのには全然ビビってなかった。なんなんだよ。二郎さんって。

それはそうと,東京ってんな話しかけられたら警戒する国なのか?と思うと怖くてあんまり寝られない。大阪だと割とおばちゃんが軽率に話しかけてくるわけだが。大阪に行ったらこいつらは後退りだけで東京に戻れるだろう。

目黒二郎はおいしかったです。マシマシにできないのは残念だけど...... 7 分で食って出た。

ラーメン二郎 目黒店にて,大豚ラーメン,全マシ

About me

キュレェ (https://twitter.com/kyureq)

  • インターネット (Twitter) や射精を好んで自由時間に、習慣的に繰り返しおこなう
  • Emacs, 女装・コスプレ, TRPG, プログラミング, 漫画, アニメ, 音楽ゲームに熱中している、または常人より詳しい
  • 画面に対してブヒっても画面内の女の子に反応とかしてもらわなくていい
  • 幼少期は自己中心的かつ快活で衛生意識が高かった
  • 軽率に容姿をイジり怒られたことがある
  • 関東人が怖い - New!
  • たまに食べて特に美味しいと感じる食べ物
    • 二郎系ラーメン
    • 焼き肉
    • 寿司
  • 毎日ルーティンのように食べるまあ並に美味しいと感じる食べ物
    • ペペロンチーノ
      • リュウジのバズレシピのレシピがいい感じです
    • 白菜鍋
      • シメに卵雑炊を食べる

社会進出と失言

はじめに

関係者の方々が見ていらっしゃらないことを祈りますが、もし見てしまっていた場合はこの記事が自己正当化のために書かれたものではなく、自省かつ啓蒙のために書かれたものであるとご承知いただけると嬉しいです。 この度は本当に申し訳ありませんでした。

本題

2024 年 8 月某日、所属(というと正社員のように思われるかもしれないが、業務委託である)している企業にて数年ぶりくらいの懇親会があった。俺は前回の懇親会時点では企業のメンバーではなかったため、全社のメンバーと顔を合わせる機会は今回が初であった。全社のメンバーのみの懇親会であればまだのびのびと過ごせたであろう。俺はその想定で来たわけだが、実際は取引先企業の方々も来ていた。 フルリモートの温かい池に浸かっていたはずだったが、懇親会というイベントとはいえ社会に一時的に解き放たれてしまった俺はかなりテンパってしまった。しかしガチガチに緊張しているのも恥ずかしいため、親しいメンバーとばかり会話することで茶を濁していた(親しいメンバーにとってはこのときの言動が不快だったらしいが、俺は当時の言動をあまり覚えてはいないし今回の記事での本題ではないため省略させていただく。ごめんな 書いてて思ったけど流石に言いすぎだろ)。

懇親会自体は終りを迎えたものの、ほとんどの人間が二次会に向かう。俺もノリで向かったわけだがこれが良くなかった。

俺は未成年であったため、二次会で唯一酒が飲めない。コミュニケーションする上でネックすぎるかなと思ったが、懇親会で取引先企業の方と話さないのはどうも気が引ける。

そのため、眼の前にいた、ロバート秋山に似ている方と話すことにした。アクセルを踏んだ俺はどうも久しぶりの運転だったのか、ベタ踏みをしてしまう。 「〇〇さんですよね?お話はかねがね伺っております。初対面で失礼かもしれないのですが、ロバート秋山によく似ていると言われませんか?」

空気が凍った。社長がその人の横に座っていたのだが、「あちゃー」って声が聞こえてくるような顔をしていた。  その後のことはあまり覚えていないが、かなりフォローしてもらったような気がする。フレキが爆速でフォローしてくれたおかげで傷口はあまり大きくならなかったように思える。ありがとう 本当に

その後の電車が控えていたため、三次会には出ずに帰宅したわけだが、路線が同じだったメンバーにも「あれはダメすぎる。彼がおおらかな方だから良かったが、もう少し偏屈なおじさんだったら会社との取引がポシャるかもしれない」と指摘(こんなに厳しい言い方じゃなかったけど)された。その通り過ぎる。

後日、上司に呼び出されて一緒に反省文を送信した。思い出してみると、ミーティングのあとに反省文を書く時間が設けられていたため、しれっと反省文を勤怠切りながら書いていたことになる。本当に反省しているのだろうか?

先方からは温かくかつ含蓄のある返信が帰ってきた。肝に銘じて生きます。

後に上司から聞いたが、先方も上司に対して薄毛いじりをしてくるらしい。じゃあ俺も良かっただろとちょっと思ったが、取引先企業とのパワーバランスや関係性の薄さを考えていじりましょうということらしい。その通り過ぎる。

この話を友人にすると「これは関西圏でのみ通じるコミュニケーションであって、非関西圏ではやってはいけない」という意見が総意であるようだった。 明らかに TPO を弁えられなかった俺が悪いのだが、ここらへんの線引って本当に難しくないだろうか!関西のちゃらんぽらん学生の (非関西圏への) 社会進出にはかなりコミュニケーション面でのネックがあるように思えてならない。

でもマジで似てんだよな。これに触れずに飲み会やるのって大阪だと無理すぎると思う。というか多分本人も言われすぎて寄せてるだろ。

About me

キュレェ (https://twitter.com/kyureq)

  • インターネット (Twitter) や射精を好んで自由時間に、習慣的に繰り返しおこなう
  • Emacs, 女装・コスプレ, TRPG, プログラミング, 漫画, アニメ, 音楽ゲームに熱中している、または常人より詳しい
  • 画面に対してブヒっても画面内の女の子に反応とかしてもらわなくていい
  • 幼少期は自己中心的かつ快活で衛生意識が高かった
  • 軽率に容姿をイジり怒られたことがある - New!
  • たまに食べて特に美味しいと感じる食べ物
    • 二郎系ラーメン
    • 焼き肉
    • 寿司
  • 毎日ルーティンのように食べるまあ並に美味しいと感じる食べ物
    • ペペロンチーノ
      • リュウジのバズレシピのレシピがいい感じです
    • 白菜鍋
      • シメに卵雑炊を食べる

エピローグ: インターンに落ちまくった

まえがき

ようやく就活が終わりを迎えたので、以前に書いた「インターンに落ちまくっている」の続きというかエピローグを書こうと思い立った。ブログを書き殴った日から8か月が経過し、チラ裏マガジンの記事の更新も止まり、人々にも忘れ去られつつあるが、未だにPro料金を払い続けてくれているkantarowには頭が上がらない。キュレェは早く”社会進出と失言”を公開してくださいね。

chirauramagzine.hatenablog.jp

本文

先のブログを書いてから、サマーインターンに行ったり、思ってたんと全然違う方向に流れていくカジュアル面談をしたり、説明会中にカメラオンであることを忘れてお菓子を食べ始めたり、受けてる会社が合併して別の会社になることになったり、コンテスト参加記が面接で貼られたりした。サマーインターンではもう即戦力で働けるよ!と言われたが、そこのバリバリ開発している人が全員中途入社だったからまぁそりゃあ...となったりもした。全然知らん人に魔法のスプレッドシート知らない人間だと思われたりもした。知ってますし応募もしてます。

結局、早期選考・本選考でも結構落ちまくった。世間一般の就活生から見たらそれほど多くない数かもしれないけど、理系院生としてはまあ多いような気がする。理系院生ってだいたい1社受けて1社内定とか、2社受けて2社内定がゴロゴロいるので。ぼくの周りもこれが多く(たいていインターンで早期選考フロー&優遇に乗りゴール)、次々一抜けしていく人たちの後塵を拝すことになった。割としんどい。

あとしんどいランキング上位なのが、友達がいる会社・友達が受かった会社に落ちること。「もし入社したら部下なっちゃうな!w」みたいな話をして落ちて気まずくなるのを3回くらいやった。会社の悪いところ挙げながら過剰に慰められるときある。こっちはあまり気にしていなくても。

受けた会社数はぼかすが、ES選考・適性検査・一次面接・二次面接の全てでお祈りされたことになる。お祈りマスターであり、オールラウンドで就活が苦手。

ぼくの就活の問題点

軸を固めるのが遅かった

割と自己分析不足に包含されるかも。自分と向き合いながらどうやっていきたいかを避けてきた。もともと自分に向き合うことが苦手だったので、この部分は早くやるべきだった。

↓みたいなことを過去の自分は書いていたが、その後就活していく中でなんとなく軸が固まった。

就きたい職種も業種もあんまりないのがよくないのかな。なんとなく情報、プログラミングに触れられて、人の役に立つプロダクトを作りたいというくらい

  • ITサービス、通信業界というよりかは、IT×他業界の社会貢献度の高い事業内容
  • 職種: エンジニア、技術職としての採用であり、なるべくならジョブマッチング
  • コンサル、研究職でない
  • 勤務地: 東京、関東近辺
  • 少数精鋭のイケイケスタートアップではない。どちらかというと落ち着いている
  • 選考過程にグループディスカッション、グループ面接がない
  • 福利厚生が充実している、会社ORグループの知名度がある
  • 一社内で経験が積めそう(転職がそれほどしたいわけではないため)

↑みたいな感じを軸において企業を絞り、ESを書く方が楽。絞りすぎないようにと広い視点で企業を見ていたけど、その結果自分が行きたいのかどうかもよくわからなくなっていたんだなって気づいた。

人に見てもらわなかった

まともに見てもらえる友達がいなかった、のかも。

ESをずっと自分で書いてきたけど、すでに内定のある他の友達に見てもらってから落ちることはなくなった。情報系ではない友達に頼んだことで人事が判断するときに伝わりやすくなったのだと思うし、あとは単純にちゃんと就活している人間の指導は的確である。「情報系の就活はuniqueだから」「再現性がないから」とか言っちゃうのは勝手だが、志望動機を伝える型があることは意識すべきっぽい。そしてちゃんとES添削に付き合ってくれた友達は大事にしよう。

なんか自分で書くと成果ベースで喋ってしまうし、なめらかにするために説明をいっぱい書いて薄くなってしまうし、自分で提案した内容がない、らしい。多少オーバーだとしても自分で何かを考えて行動した方がいいし、その成果は別に小さくても行動から連結していればそれでよろしい。

面接で詳細を聞かれたときに思い出せないエピソードを使った

高専時代の部活の話とかプロコンの話をESに書いていたんだけど、実際「○○は何を使いましたか?」「どういうチームでしたか?」みたいな深掘り質問が来た時に全然思い出せなかった。成果をとりあえず書きたいだけで昔の受賞歴とか書き連ねるくらいなら書かないで大学に集中した方がよかったな。

面接の練習をしなかった

にこやかでどんな質問が来ても冷静に応えられるようにする練習ではなく、「よく聞かれる質問20選」くらい喋らないにしろ頭の中でどうこたえるか考えておけ!のやつ。「典型的就活するのなんか寒くないっすか笑」みたいな寒いこと考えてたけど、それができるのは普段から臨機応変に会話できる一部のスーパー人間だけ。ぼくはそうではなかった。

オファー型サービスを重視しすぎた

アマギフ稼ぎのために登録した数々の就活サービスから届くオファーを受けるかどうかで悩みすぎてしまい、日々心がすり減っていった。「受けるか拒否するか」を選ぶ心理的ストレスってすごく大きいので、あくまでサブとして使ってとても行きたい会社だと感じたら受ける、それ以外は放置、でいい気がする。

就活エージェントについては、最後まで使わずに終わった。知らない番号なのでどうせエージェントかと思ったら企業の合格電話だったこともある、害悪。自分のスタンスと頼り方をちゃんと決めておくべきかなって思う。

ハーフジップニットで面接を受けた

服装自由、カジュアルOKだとしても襟付きのシャツぐらいは着ておいた方がいい。ハーフジップニットは御社への気持ちもハーフであるという意味にとられてしまい、よくありません。

一社落ちただけでどうでもいいや!の気持ちになってしまった

面接などである程度覚悟していたとしてもやっぱりお祈りメールって凹む。来るまでに時間かかったらやっぱお祈りなんだろうな…って察するし。受けたい会社リストアップしてまだまだある!って思いなおす制度作っとくといいのかな。

おわりに

前書きにも書いたけどなんとか就活は終わり、東京でエンジニアとして働けそうな感じ。エンジニアの前に"ソフトウェア"、"インフラ"、"システム"のどれがつくかはまだ悩み中。むじぃ~~~~!!!

人に就活のアドバイスをするとしたら「(大手に行きたいなら)インターンに行け」「ESは人に見せろ」「頑張らなきゃいけないときだけ全力を出せ」「大学は予備校じゃないみたいなインターネットの議論を信じるな」くらいのありきたりな感じになる。



続きを読む

【キモオタの】趣味がないことに気付いた【オタク抜き】

先々週、同僚と昼飲みして古着屋に行った。翌日一人でまた服を買いに行った。先週、同僚のお宅でホームパーティーをした。翌日、また服屋に行った。今週、散髪して同僚と飯を食った。友人と海鮮としゃぶしゃぶを食べて温泉に行った。

これは俺の三週間分の週末の過ごし方だ。基本的に服と飯しかないことがわかる。あとは同僚と飯に行き過ぎ。そして最も重要なこととして、ここには俺の趣味が含まれていない。

俺は高専に通っていた頃にコーヒーにハマっていたりもしたけれど、最近は特にこだわりがなく、昔取った杵柄でオフィスで人事とお茶会を開いたりしている。こんな俺でも共同体の一体感に貢献できるなんて驚きだ。でも趣味じゃない。

コロナの流行と同時にスタートさせた一人暮らしでは、暇すぎてスパイスからカレーを作っていた。生粋のキッチンドランカーだった。その頃に仕入れたスパイスカレーの話で同僚と盛り上がり、そのお宅で家庭料理とは思えないクオリティの飯をつつくホームパーティに呼んでもらえるようになった。しかし今ではスパイスからカレーは作らない。カレーも趣味ではない。

酒にハマっていたこともあった。クラフトビール、日本酒、ウイスキーが特にお気に入りだったが、最近は醸造酒はそんなにたくさん飲めない。スピリッツについても、バーに行くのが億劫になってあまり飲んでいない。今では一緒に行ってくれる人がいなければバーまで足を運ばなくなった。これも趣味ではない。

最近はちょくちょく古着を見に行くようになった。同僚に連れてってもらった店でモッズコートを買ったのがきっかけで興味が出てきたのだ。とはいえ、そこまでディグってるわけでもないし、以前からの変化で言えば「ユニクロや無印以外の店で服を買うようになった」が一番大きい。つまり、古着じゃなくてもいい。これも趣味とは言えないだろう。

じゃあ何があるのかと言えば、何も思い浮かばない。強いて言えばデスストランディングと読書は誰に言われるでもなくやっているが、しばらくしたらまた離れるだろう。

取り組みの本気度で言えば、現状は仕事が一番強い。直属の上司が転職して以来、自分でどうにかしないといけないことが増えてずっとハイになっている。今まで書いたコードには満足できないし、それを満足するためにはコードを書くだけでは満足できない。そのような調子でプレイ領域を拡大している。

仕事については休みの日にも全然考えられるし、それが全く苦痛ではない。ずっとしゃぶれるおもちゃが欲しくてプログラミングを始めた俺にとって、今が過去一のコンディションと言える。面白いゲームを買ったら授業中にもそのゲームのことを考えてしまうのと同じように、面白い仕事をしていると業務時間外にもそのことを考えてしまう。プログラマには似たような人が多いのではないだろうか。

とはいえ、仕事が趣味なんていうのは少しズルのように感じる。俺にとって境目がなくても、世間的にこれはただのワーカホリックだ。となると、俺には本当に趣味がないということになる。

俺はこれをどう捉えたらいいんだろうか。俺は「キモオタのオタク抜き」になってしまったんだろうか。

 

 

「青い洞窟」に行ったので 「赤い洞窟」をやりたい

渋谷でやってる「青い洞窟」というイルミネーションに行ってきました。f:id:ituyama01:20241206010717j:image

青い とにかく青い。目が痛いです。(ブルーライトカットメガネの協賛つけよう 売れるよ)

奥には不夜城が見えます スクランブルスクエア、ITバブル、資本主義の象徴ですね。

 

実はお隣代々木には、共産党本部があります。

これは「赤い洞窟」をやらないわけにはいきません。

真っ赤に照らされた代々木公園、インターナショナルが大音量で流れている。スタッフが人民服で迎えてくれて、偉大なる同志の銅像が真ん中で輝く。

ロマンチックですね(共産主義が理想に留まるという点において)

 

最後は資本主義を象徴する曲で

「 勇気のしるし ~リゲインのテーマ~」 

- YouTube

 

夢日記「ステゴロポケモン」「イルカ予報」

ステゴロポケモン

ここはポケモントレーナーの街。俺は穏やかな暮らしをしたいのに、街中で目が合う人間が次々とバトルを挑んでくる。

今日も俺の家の前に小学生くらいの女の子が挑戦的な目つきで堂々と仁王立ちしている。この位置関係だとドアを開けた瞬間にバトル開始だろう。

玄関を出ると女児と目が合う。

「バトルするわよ!行けっ!ケロマツ!」

水色の体に大きな目をしたカエルのようなポケモンが俺の家の前に放たれる。

そいつはハンドボールの3号球くらいの大きさで、体も柔らかそうだったので俺はむんずと掴んでみる。ゴムのような体は俺の手の動きに合わせて伸び縮みしている。

女児の方を見ると焦ったような顔をしている。少々可哀想だが、これがバトルというものだ。俺はポケモンを持っていない。いつだってステゴロ勝負だ。

俺は水色のカエルを地面に叩きつける。ゴム毬のように弾むカエル。彼の頭の上にはダメージ表示。なるほど、あと五回ほど叩きつければ俺の勝ちだろう。

ケロマツっ!」と叫ぶ女児。ケロマツはフィギュアのように固まって動かない。俺は再びケロマツを地面に叩きつける。

しかし、成人男性に五回も地面に叩きつけられてようやく気絶とはタフな生き物だ。俺は行儀が悪いかなと思いながらも早くこの場を立ち去りたかったのでケロマツを踏みつけ地面にグリグリと押し付ける。連続で表示されるダメージ表示。

女児の表情は一層悲壮なものになるが、俺は逆にイラついていた。人の家の前で喧嘩を売り歩いているのが悪いんだ。俺はケロマツを再び持ち上げ、女の子の遥か後方へとぶん投げた。

泣き叫びながらケロマツの後を追う女の子。彼の体は松ヤニがなくてもグリップがよく効き、ゲームのバグのように遥か彼方へと飛んでいった。この調子では探すのに何日もかかるだろう。

俺は特に用事もなかったことを思い出し、再び家に戻った。

イルカ予報

気象庁がどのように地震の影響を予測しているかご存知だろうか?彼らは民間の水族館と提携し、魚たちを使った驚くべき方法で地震をシミュレートしている。

その日、友達と水族館に遊びに行くと大きめの地震が起こった。水槽が揺れて水面が激しく揺れる。魚たちは身を翻し、岩場の影に隠れようとする。

俺たちは職員に案内され水族館の裏側へと足を踏み込んだ。そこには展示用とは異なる大きな水槽があり、俺たちはそれを見下ろすような形で立っていた。

その水槽の上には巨大なスクリーンがあり、地震の影響を示す図が表示されている。地図にはよく分からない線が書き込まれていて、その線は時間経過と共に形を変えていく。どうやらその線の片側は航行可能なエリア、もう一方の側が航行不可能なエリアを示すらしく、そこでは船を使った産業への影響を計算しているようだった。

それを眺めていると、突然画面一面におびただしい数の魚が蠢く様子が映し出された。

「魚たちが入った水槽に水流を作り、彼らがどのように動くかを見ることで航行可能範囲の予測をしているんです」

そう語るのは俺たちの傍にいた水族館スタッフだった。彼らは気象庁とグルで、日々このような倫理観に欠けるシミュレーションを行なっていたらしい。

スクリーンが格納され、その下にある水槽の様子がよく見えるようになる。水槽内には複雑な水流があり、その中を魚たちが必死に泳いでいる。それによく目を凝らすとイルカまでいる。

「イルカも使うんですか?」

「イルカのような大きい生き物も使わないと予測できないんだよ」

職員はそれが不本意であるかのような口調で語った。彼の腰には小魚が入った筒のようなものがぶら下がっていたので、イルカショーのスタッフなのかなと思った。

そうこう言っているうちに水槽の中の流れが速まる。今や洗濯機のような有様だ。魚もイルカももみくちゃにされている。

流石に可哀想だ。そう思ったのは俺たちだけじゃないらしい。イルカショーのスタッフはもう耐えられないといった様子で、小魚を手いっぱいに掴んで水槽へと投げ入れた。

餌が投入されたからか、より流れが早まる水槽。魚たちは遠心力で壁際に追いやられ、そのうち圧死するんじゃないかと思った。

スタッフは小魚を投げ入れながら励ましの言葉を送り続ける。すると突然、一匹のイルカがスタッフに向かって飛んでいった。加速器のごとき水槽から打ち出されたかなりの高速ハイジャンプだ。ショーと勘違いしたんだろうか。

しかしそんな呑気なことを言っている場合じゃない。このままではイルカが地面に衝突してしまう。イルカが飛んでいった方向にはもう一つの水槽。頼む、届いてくれ!

その場にいた全員が固唾を飲んで見守る中、イルカは隣の水槽の手前の地面に衝突し「ギェッ」と一声上げて沈黙した。

「頼む!死ぬな!まだ逝くな!」

先ほどのスタッフがイルカに駆け寄る。

「畜生...腸が...!」

ダメだったらしい。スタッフ数人がかりでイルカの遺体を運び出す。その腹からは内臓が飛び出ていた。

その場にいた全員が通夜モードになっても悲劇は止まらなかった。またしても他のイルカが大ジャンプを披露する。当然地面に衝突、絶叫、脱腸、沈黙。

それに続くように3匹のイルカが水槽を飛び出す。彼らが頭上を通り過ぎていく瞬間、その凛々しい姿に目を奪われた。そこに水槽はないのに、彼らはいつものように飛んでみせた。最後の瞬間までスタッフがくれるご褒美の魚のことしか考えていないような表情だった。

シミュレーションは緊急停止されたが、水族館は7匹のイルカのうち5匹を失った。例の職員は泣いていた。

俺たちは気まずいので帰った。